km5の[ Instant Disk Audio Cp1 ]で再びCDを鳴らす
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更新日:11 時間前
数年前より、音楽を聞く手段は、サブスクとYoutubeがメインとなった。
CDを手に取り再生する機会はほぼなくなり、膨大な数のCD達は、ただただ実家の棚で眠り続けている状態だ。
もちろん、あまりにもマイナーなアーティストの音源は、AmazonやAppleのサブスクサービスにないことが多い。
しかし、これをカバーするのがYoutubeだ。
音質にこだわらなければ、正直、大体Youtubeにはアップされている。
結局のところ、今まで買ってきたCDは、ほぼ全てと言っていいほど、上記2つの方法で聞くことができるのだ。
今やCDは、私にとって必要のないものになってしまっていた。
CDを聴く意義
ある日、SNSで[無印良品]の壁掛けCDプレーヤーの存在を知った。
壁に掛けられたプレーヤー上で、CDが回っている見た目がとてもオシャレで、すぐに欲しいと思った。

無印の商品は、CDを守る上蓋のクリアカバーもなく、CDのむき出し感がとてもカッコよく思えた。
しかし、既にサブスクで音楽を聴いていた私にとって、どうしてもわざわざCDで聴く意義が見出せなかったのである。
同じデジタル音源で違いはほぼなく、しかもサブスクはCDを換える手間もない。
実際、私と同じ気持ちで、壁掛けCDプレーヤーの購入を躊躇している人は多いと思う。
私も、何度も購入しようとネットショップにアクセスするが、「ほんとに必要か?」と自問自答を繰り返し、結局購入に踏み切れない日々が続いた。
その間に、無印の高価な壁掛けCDプレイヤー以外にも、中華製で似たような安い商品が多々あることに気付き、これくらいの金額ならと何度もカートに入れるが、どうしても決定的な「買う理由」を見つけられず、買えずにいた。
CP1に出会う
実は、無印以外の壁掛けCDプレイヤーを探している時点で、CP1の存在は知っていた。
しかし、多くの中華製壁掛けCDプレイヤーが5,000円前後で買えるのに対し、CP1は17,000円前後(ショップによって異なる)という高価な代物で、まだまだCDを聴く意義を見出せない私にとっては、「カッコいい」だけでは到底出せない金額だった。
しかし、、、最終的に私はこれを購入してしまったのだ。

※公式サイトより
買うに至った理由はなんだったのか。
どう考えても、サブスクと音質的には差がない(私が聴くレベルでの話)。
サブスクにない曲は、Youtubeで聴ける。
今までそれでやってこれたのだ。
もちろん、圧縮されアップされているので、CDより音質は落ちる。
しかしだ、今までそこまで気にならず、それでやってこれたのだ。
もはや、音の違いや質だけで買う理由は見つからない。
できれば音楽を聴く機械なので、音にこだわるという理由で買いたかった。
レコードプレーヤーを即購入できたのは、例えそこまで違いが分からないとしても、サブスクなどのデジタル音源に対して、アナログ音源であるという確固たる「違いの事実」があったからだ。
レコードプレーヤー自体は、とてもレトロでオシャレな機材だし、レコード自体もジャケットが大きくほぼアートだ。
それに加え、デジタル音源とは別物ですと言われれば、それは迷いなく購入に踏み切れる大きな理由となる。
しかし、CP1を欲しいと思った理由は、見た目だけだった。
そもそも、壁掛けCDプレーヤーも見た目だけに惹かれ欲しくなったのだ。
それゆえに、音の違いがない以上、買ってもあまり意味がないのではないか、すぐサブスクに戻ってしまうのではないかという心配があった。
しかし、悩み続けた結果、もうそれだけの理由でいいじゃないかと思った。
最終的に、壁に飾る絵画やアートのフレームを買ったと思えば良いと。
もう、欲しいものは、買って満足するしかないのだ。
買って良かった点
簡潔だが下記にまとめてみた。
壁掛けの際の見た目がカッコいい


CD盤面のデザインが見えるので、CP1のカッコいい見た目と相まって、アートポスターを飾っているようなイメージになる。
また、正面のクリアケースにブックレットを挟めば、さらにアート感が増す。
純粋に音楽だけを聴くようになった
CP1を買うまでは、車の中や、仕事をしながら聴くことがほどんどだったが、昔のように、ジャケットやブックレットを見ながら、ヘッドホンやスピーカーで音楽だけを聴く時間が増えた。
CDを買うようになった
サブスクにない音源を、メルカリなどで探して買う楽しみが増えた。
上記に加え、私の場合少し意外な喜びがあった。
結婚の際、妻が一人暮らしの家から持って来たCDがウォークインクローゼットに眠っているのを思い出し、試しに聞いてみたところ、かなり良い音源があり驚いた。
妻と私とは聴く音楽が異なり、正直妻が持って来たCDにもあまり興味がなかったが、今回CP1のおかげで、妻が今まで聴いてきた音楽を深く知ることができ、更には、好んで自ら聞くようになってしまった。
ここにきて、まさかのルートからの新しい音楽との出会い。
妻に当時のことや、アーティストについて色々話を聞いたり、音楽を共有できるのはとても楽しい。
私の場合、少し特殊な音楽も通ってきているため、誰かと音楽で盛り上がれることは、今はほぼないのだが、今回一番身近な存在の妻と音楽を共有できたことが、とても嬉しかった。

※現在、Amazonでは、マーケットプレイスのみ。
少し気になる点もある
見た目を楽しむのがそもそもの目的なので、ある程度のことは受け入れるが、2点不満な個所があった。
正面のカバーが空けにくい
本体左側面上にカバーを空ける箇所があるが、これが、押して開くボタンではなく、下にスライドさせて開く仕様となっている。
この下にスライドするパーツが小さい上に固く、爪で引っ掛けてスライドしなくては、上手く操作できない。
しかも、勢いよくスライドしなければ、完全にツメが外れず開かない。
これが若干ストレスだ。
壁掛けの仕組みがいまひとつ
壁掛けにする際の仕組みに問題がある。
別売りの壁掛け専用金具を購入し、それを本体背面に取付、壁にネジなどを2つ打ち込み、金具にある2つの穴に引っかける仕組みだが、この方法は、棚をはじめ、アートポスターの額など、基本動かさないものに有効な取付方法だ。
カバーを開けたり、CDをボタンで操作する動作がある以上、もう少し安定して固定する方法を考えていただきたかった。
カバーを開けるたびに、右にガタっと傾いたり、ボタンを押すたびに少し動いたりして、全く安定感がない。
下から突き上げるような衝撃があれば、いとも簡単に壁から落ちてしまう。
このあたり、かなり気を付けてゆっくり操作しなくてはいけないので、これもストレス。
ただ、これは恐らく完全に壁に固定するというイメージよりかは、いつでも持ち出せるように、軽く引っ掛けておくというイメージに近いので、それを想定した仕様なら仕方ないのかもしれない。
接続するスピーカーを買う
私の購入したCP1は、スピーカーが付いていないタイプだ。
聞くには、Bluetoothで外部スピーカーに接続するか、ヘッドホンで聴くしかない。
しかし、これだけを持ち出して外で聴くことはほぼない上に、おまけ程度のスピーカーが付いてるが故に、出費が多くなるのも無駄だと考えスピーカなしのタイプを選択した。
そこで、レコードプレーヤーで使用していた古いBOSEのアンプを新調するタイミングも兼ね、新しいアンプを買うことに。
スピーカのー仕様は、レコードプレーヤーは有線で繋ぎ、CP1はBluetoothで接続する予定だったので、Bluetooth接続が必須となる。
自分の部屋だが、家族もいるので、そこまで爆音で聴くことはできない。
そうすると、ワット数低めでも問題なく、過剰なまでに音質を求める必要もない。
そこで、なんとか上限20,000円まででと考え探した結果、行きついたのが、[ Edifier R990BT ]だ。
中華製で最近よく見るメーカーだが、価格は、セールで約8,000円!


なかなかリーズナブルなスピーカーだが、大きさもコンパクトで、サランネットを外した状態の見た目が好みだ。
サランネットを外すと、音がクリアに聞こえるようになるが、その分ゴミや外部からの衝撃などをカバーすることができず、あまりおすすめはできない。
しかし、これくらいの金額なら、サランネットを外そうという気にもなってくる。
実際、音質としては、全然許容範囲というか、むしろクリアで良い音だ。
今まで使っていた年代物[ BOSE Companion 2 series II ]は、BOSEだけあって、低音がかなり強く、どことなくこもっているような印象もあった。
しかし、Edifier R990BTは非常にクリアで、バランスの良い音質だと感じた。
低音の音も全く薄っぺらいわけではなく、しっかりベース音も太く聞こえる。
ただ、BOSE Companion 2も、どちらかと言うと安めのスピーカーなので、レベル的には同じようなものかもしれない。
もっと良いスピーカーを使用していたなら、ひょっとすると物足りないと感じていたかもしれない。
しかし、同レベルの価格帯のものなので、とても良い移行ができた。
私はこれで十分だ。
当初、サランネットを外すにあたり、Bluetoothの接続を示す青いランプが見えてしまうので、これが気になるかもと懸念していたが、実際、繋がっているかいないかすぐ判断がつくので、すぐ気にならなかった。
総合して、大変良い買い物だった。
最後に
CP1の機能的部分に関しては、多くのレビューがあるので、私は、「CDプレーヤーを買う意義」について少し記載してみた。
サブスク契約済みだけど、見た目がカッコいいので壁掛けCDプレーヤーを買いたい。
でも。どうしても今さらCDを聴く理由を見出せないと悩んでいるごく少数派に届けば幸いだ。
みなさんも、「それなら買わなければいいじゃん」と総つっこみを浴びていると思われるので。
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