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《 使えるのか!?Wix 》~サイトの表示スピード~

更新日:2月17日

この【Resistance Designのホームページは、Wixで作成しているが、正直スマホでは少し遅かったり、反応が悪かったりする印象を受ける。

原因は多々あると思われるが、一つは画像や動画。

そして特に重たい原因は、動的な、Wixで言う[パーツ]を使用しているからだろう。

画像のスライダーやギャラリー、、Instagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)の投稿読み込み、新着ブログ記事のトップページへの読み込みなどがそれにあたる。

実際、私のサイトでも、トップページには、インスタの読み込みブロックとブログの新着読込ブロックがカテゴリーを分けで3つ存在する。

これが、表示スピードを遅くしてしまっている主な原因なのである。




サイトのパフォーマンスを診断する[PageSpeed Insights]

 

サイトが表示されるスピードは、ホームページからの離脱に関わってくるので、早く表示されることにこしたことはない。

では、表示スピードに関して、自分のサイトのパフォーマンスがどれほどの評価を得られているのか。

それを知るための目安として、Google提供の[PageSpeed Insights]が非常に便利だ。

誰でも自由に使えるので、私のお客様の中にも、「自分で一度調べてみました!」という方が結構いらっしゃる。


Wixで作成した私のサイトの場合、PSIで調べてみると、トップページのパフォーマンススコアは、なんと28/100(携帯電話)、62/100(ディスクトップ)だった。



特に携帯電話が問題で、28という数字だけを見ればかなりの悪さではあるが、それが遅いと感じるかは、結局のところユーザー次第なのである。

ゲームのロード時間の様に、ゲームが始まるまでの間、何もせず待つだけはストレスである。

しかし、サイトの内容が順に表示され、あくまで全部表示されるまでのトータル時間と考えた場合、極端な遅さでなければそこまで気にならないのではないかと思う。




待つというストレス

 

例えるなら車での移動である。

目的地までの最短ルートではあるが、信号がたくさんあり、ことあるごとに止まって待たされる時間が多い道。

その最短ルートより、少し距離があり時間もかかる道ではあるが、信号がほとんどなく、止まっている状態が少ない道。

ストレスが少ないのは、後者ではないだろうか?


人は、やはり何もせず、ただ待たされるということに強いストレスを感じるのではないかと思う。

ひと昔前、ウェブサイトが[FLASH]全盛期だった頃、データが全て読み込まれるまでサイトが表示されず、嫌気がさし離脱した経験がある人は多いいだろう。

このように、ページ全部が読み込まれるまで何も表示されないのと、所々表示に時間がかかって、全て表示されるまで少し時間が要するのとでは、ストレスの感じ方に差が出るのではと考える。

私のサイトのトップページも、ファーストビューはすぐに表示されるが、スクロールすると、まだ表示が追い付いていない箇所が見られたりする。

主にインスタの読み込みブロックであることは言うまでもないが。。




極端な遅さでなければ、離脱するかはユーザー次第

 

Wixに関して言うなら、動的ツールの表示をもっと早く読込できるようプログラムの改善を願いたいのはもちろんだ。

しかし、ウェブサイトという括りでの表示スピードとした場合、結局、ユーザーがそのサイトのコンテンツにどれだけ興味があるかに関わってくる。

数秒単位なら、少しくらい待っても、見たいものは見たいのである。


また、運営側も同じである。

少しだけ待たせるかもしれないが、それよりも、伝えたい、表現したいものがあるかである。

数秒単位なら、見て欲しいものは見て欲しいのである。


制作する者は、このあたりのバランスを考えて作成しなくてはならない。

パフォーマンスの数値は、あくまで指標であるので、そればかりに惑わされ、伝えたいもの、表現したいものをそぎ落とし過ぎても、これもまたマイナスだと考える。


とは言え、何度も見ている自分のサイトなので、この28というスコアがどれだけのストレスになるのかは、正直自分では判断がつかない。

そこで、色々調べたりしている中で、偶然にも、トップページの表示スピードがほぼ同じで、Wixで制作された自分好みのサイトを見つけた。

描かれるイラストも素敵だが、同じ業種というのもあり非常に親近感がわく。

また、Wixでここまでバランスの良いサイトもあまり見かけたことがない。

せっかくなので、紹介もしておこう。



なぜ、独自ドメインでないのかは、少々謎であるが、意図があってそうされているのかもしれない。

それと、勝手にパフォーマンスを調べて申し訳ございません。


やはり、興味があるというのは非常に重要で、こちらのサイトを初めて拝見した時、私はストレスを感じることなく、普通に閲覧することができた。

もちろん、私が閲覧したスマホやPCの環境にもより、もっとスペックの低いハードや端末なら、また違う感想になっていたかもしれないが、そこはいくら言ってもきりがない。

どこかで割り切って考えなくてはいけないところだ。

ただ、何も考えずに、思いのままに重たくなる要素を詰め込むのは良くない。

先にも記載したように、伝えたい、表現したいものや、見てもらいたいものと、ユーザーが快適に閲覧できる環境とのバランスがしっかり考えられているが大事である。




SEOという点では注意も必要

 

Googleのアルゴリズムがどうなっているのか、私のような凡人には正直知る由もないが、SEOと言う観点で、表示スピード、すなわちサイトのパフォーマンススコアが悪いと、サイト自体の評価も下がり、検索順位に影響するというのは確かのようだ。

従って、できるだけ頻繁にサイトを更新し、アクセス解析ツールなどで現状を把握する必要がある。

サイトを適度に更新しているにも関わらず、目的の検索ワードで順位が下がってしまった場合は、一度サイトのパフォーマンスを見直す必要もあるだろう。

とにかく、自分のホームページの状態を常に把握することが重要である。



結論

 

「で、結局Wixで作成したサイトはどうなの?」という話だが、私としては、ポイントでのみ動的要素を取り入れ、基本は静的な部分が占めていれば、そこまで不利なサイトになるとは考えていないというのが正直な感想である。




 

この【Resistance Design】のホームページも、Wixを利用し作成しています。

Wixなら、Wordpress(ワードプレス)等のCMSを使って作成するサイトよりも、圧倒的に低コストで作成が可能です。

個人でお店を経営されているオーナー様など、そこまでホームページにお金をかけたくないという方は、一度メールフォームにてご相談ください。

しっかり調整すれば、名刺代わり以上のホームページを作成できます。

私の様に、小規模で事業を展開されておられる方々を是非応援させていただきたいと考えております。


 






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RESISTANCE DESIGN(レジスタンス・デザイン)

レジスタンス・デザインは、滋賀県大津市にて、ホームページ制作をメインにお仕事をさせていただいております。

ウェブに関すること、植物に関すること、何かこいつと面白いことできるかもしれないと思われた方は、お気軽にメールフォームにてお問い合わせください。


代表/横山 昌史(Masashi Yokoyama)

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