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《 滋賀推し 》第3回[信楽焼 かみ山陶器]を推す ~ アガベの鉢を求めて ~

  • shopping704
  • 2024年10月28日
  • 読了時間: 5分

更新日:2024年11月15日

若かりし頃、田舎に嫌気がさし、何度も東京を訪れては都会の煌びやかな街並みに思いを馳せていたあの頃。

ここならなんでも揃っているし、なんだって手に入ると、大量に服やデザイン書などを買い漁っていたのも今となっては懐かしい思い出。

今では、ネットでなんでも手に入る。

歳を重ね、今では地元が一番と思えるようになった。

この地に腰を据え、家も建てた。

「滋賀県もなかなか良い所よ」と、今では自信を持って言える。

そんな新境地に到達した私が、ゆるりと滋賀を紹介しようと思う。


今回は[信楽焼 かみ山陶器]を推す!



※店舗内や外観、販売商品の写真は、お店の方に許可を得て撮影しています。




植物沼から鉢沼へ

多肉植物や塊根植物にハマった人間は、必ず鉢に凝り出す。

これは絶対だ。

鉢は、植物をインテリアとして際立たせるために欠かせない重要な役割を持っている。

形も千差万別、材質も木製、プラスチック製、スチール製、アルミ製、陶器製など様々で、植物にぴったりの鉢を見つけること自体がひとつの楽しみとなるのだ。

そして、多くの愛好家が最終的に行き着くのが、陶器ブランドや陶芸作家の鉢である。


今回紹介するのは、我が地元滋賀が誇る日本六古窯[信楽焼]の山野草鉢を中心に手がけるブランド[かみ山陶器]。

私も以前、アガベ用にかみ山陶器の鉢をネットショップで2つほど購入したことがあるが、実際に店舗を訪れたことは今までなかった。

一度行ってみたいとは思っていたものの、少し遠方であることと、子供を連れてはいけないので、なかなかタイミングが見つからなかったが、今回一人で動ける時間が取れたので、思い切って信楽に向かってみた。





所在地

信楽の観光地である[陶芸の里]やその他のお店が集まる近辺なので、車で行っても特に迷うことはない。





倉庫に並ぶ無数の陶器

到着し、まず思ったのは、ショップ(お店)というよりは、巨大な倉庫という印象。

実際、勝手に入って良いのか戸惑ってしまい、入り口付近にいたスタッフの方に確認してしまったが、自由に見ても良いということがわかれば、広い倉庫内、気兼ねなくゆっくりと見て回れるので、とても居心地が良い。







一見、出来上がった陶器を保管しているような風景だが、陶器にはしっかり値札が付いており、販売されているのが分かる。





豊富な品揃えの陶器鉢

オンラインショップや有名ECモール(楽天等)では見たこともない鉢も多々あり、その数、種類にとにかく圧倒された。














どれを買おうか色々見比べてはみるものの、一つ一つ手作りのため、同じシリーズでも、形や釉薬の垂れ方などが違い、なかなか決まらない。

この日は、少し時間に余裕があったので、それは良かった。



用土も販売

なんと、様々な用土も販売していた。

用土が必要なタイミングなら、鉢と合わせて購入できるので非常に便利だ。

私は、そこまで用土に詳しくはないが、スタッフさんの話によると、非常にマニアックな土も取り扱っているとのことで、マニアは必見だ。







値札より30%OFF!

迷いに迷って、ようやく買う鉢が決まりレジに持って行くと、値札の価格より30%OFF!

直接来店し購入した場合は、全品30%OFFとのことで、あまりの嬉しさにもう一つ購入することにした。

この日私が買ったのはこの2つ。






どちらも非常にカッコ良く、金彩の方は、これぞかみ山陶器と言った感じの鉢。

白釉の流れが美しい鉢は、イメージとして、白い化粧石を合わせると良い感じになるのではと想像し購入した。




購入した鉢にアガベを植える

帰宅後、早速イメージした感じで、アガベを植えてみた。

当初は、自宅の【アガベ ヴィクトリアレジーナ(笹の雪)】を植える予定だったが、金彩の方に植える予定だった先日購入の【アガベ チタノタ SAD(南アフリカダイヤモンド)】を、あえてこちらに植えてみた。



たまにはこんな雰囲気も悪くない。

さて、金彩の方には何を植えるか悩むところだ。


ちなみに、既に持っていた鉢はこちら。

【アガベ チタノタ レッドキャットウィーズル】と【アガベ チタノタ 白鯨】を植えている。






かみ山陶器ファンなら訪れるべし

やはり、オンラインショップや有名ECモール(楽天等)では取扱いのない商品が多くあるので、特にかみ山陶器が好きな人は、是非一度は訪れてほしい。

見たことのある商品でも、一つ一つ形や釉薬の入り方が違うので、手に取って、自分の目で好みのものを選べるのも大きなポイントだ。

もちろん、多肉植物や塊根植物の鉢を探しているかみ山陶器を知らない方にも、是非滋賀が誇る信楽焼の素晴らしさを体感しに、かみ山陶器に訪れていただきたいものだ。

スタッフの方も大変気さくに話してくださり(お話した方は、恐らく代表の方の様な気がする)、昨今のアガベやグラキリスブームのこと、私がまだ植物にハマっていなかった頃のハオルチア高騰の話なんかも色々聞くことができて、非常に楽しかった。

私も是非また行きたい。




植物のある暮らしをテーマにPost。





大好きな地元滋賀の植物店[GREEN LOFT (グリーン・ロフト)]を広めるべく勝手に全力でファンページを作成しました。

写真など色々情報を載せているので、是非ご覧ください。








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RESISTANCE DESIGN(レジスタンス・デザイン)

レジスタンス・デザインは、滋賀県大津市にて、ホームページ制作をメインにお仕事をさせていただいております。

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代表/横山 昌史(Masashi Yokoyama)

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