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アガベの鋸歯ヘッドロック問題

  • shopping704
  • 11 分前
  • 読了時間: 5分

植物を育てていると、必ず直面する問題が「見栄え」である。

初めは、ただ成長していく姿に喜びを感じるが、いずれ見た目が気になりだす。

それは、不必要な葉の枯れであったり、いわゆる徒長であったり、とにかく美しい姿で維持したいと考えるようになるのだ。

例えば【パキラ】や【ウンベラータ】など、一般的な植物の場合、見た目が気になれば整えれば良い。

余程の姿の場合は、一旦葉を全て切り落としリセットとなるが、大体は、まとまりのない箇所の葉を剪定したり、枯れた葉を除去、邪魔をする枝を切り落とすなど、そこまで気に病むことはない。

しかし、アガベは別だ。

美しいロゼットの形状は、少し崩れるとすぐ目立つ。



また、葉焼けや徒長による葉を、簡単にカットできない。

カットすると、そこだけ明らかに葉が欠損する形となり、非常に不細工だ。

思い切ってカットしたとしても、その箇所が一番下葉にいくまで、その見た目に長い時間苦しまなくてはいけない。

できるだけ、葉を傷つけず、徒長させず、慎重に育成する必要がある。

その中で、突如襲われるのが、鋸歯のヘッドロックである。




もはやデスロック

実際、自生しているものに関しては、誰も助けない。

なので、自然に放置が一番正当な判断だが、そもそも自生の環境を再現していない以上、やはり、こちらの育成環境で起こる問題のような気がする。

気温、水の量、風、用土の状態など、少しでも合っていなければ、いろんな育成不備が起こる可能性はあるのだ。

したがって、改善の可能性がないヘッドロックを放置すれば、成長点の葉は、どんどん倒れていくこととなる。



昔、どこかの美容室の店先で、徒長気味の大きな【レッドキャットウィーズル】が、酷いヘッドロックで苦しんでいる姿を見かけたことがある。

まさに、デスロックだ。

成長点の葉は、開こうとする外葉に引っ掛けられ、45度以上ひん曲がっていた。

あまりの悲しい姿に言葉を失ったが、ヘッドロックは外れる気配が微塵もなかった。

あのような姿になってくると、もはや、鋸歯を切り落としヘッドロックを解除するしかない。

ただ、切り取った鋸歯の箇所は、そこから新しい鋸歯が生えてくるはずもなく、痛々しい姿だけが残る。

見栄えに影響を及ぼす恐ろしい現象、それがヘッドロックだ。




ヘッドロックを外すタイミング

例えば、葉が展開する際、左右の鋸歯が同じような感じで外れていくのではなく、片側だけどんどん開いていくような状況は要注意だ。

完全に片側の鋸歯が巻き付いてガチガチになっているに違いない。

ただ、どの時点でデスロック行きかを判断する必要がある。

できれば、自然に外れて欲しいが、そのままでは恐らく外れないだろう。

私の場合は、まず、この巻き付いている鋸歯がどれだけガチガチになっているかを調べてみる。

巻き付いた鋸歯と巻き付けられている真ん中の葉を手で掴み、少しでも鋸歯がズレて別々に葉が動くなら様子をみる。

もしガチガチで全く離れないなら、なんとか隙間につまようじなどをねじ込み離してみる。



それができれば、一旦様子を見て、開いていくのを祈る。

離せても、葉が開かなことには、結局巻き付いてはいるので、そのまま鋸歯が引っ掛かかり倒れていく。

ただ、この初動の対処でも、つまようじにより鋸歯が傷つけられ、無傷とはいかないのが悲しいところだ。

我が家にも、直近、上記【アガベ ハデス】のような予備軍がいる。

こちらは【アガベ 姫厳竜】。



なんとも不安な状況だが、まだ中心の葉が倒れてきていないので、様子見となっている。




どうしても外れないヘッドロックへの対処

一向に改善が見られず、どんどん外の葉につられ倒れていくなら、やはりなんとかするしかない。

よくYoutubeで、あるカビ除去の液体での対処法を見かけるが、私にその勇気はない。

[ベニカX]でさえ、場合によっては深刻なダメージを与えてしまうことがあるのに、とてもじゃないがそんな強烈な液体を吹くことはできない。

ただ、カビに関しては、植物用の[ベンレート]という薬剤もあるので、そこまで植物にとって恐ろしい劇薬を使っていることにはらなないと思うのだが、やはり怖い。

では、どうするのか。

私の場合は、もう無理矢理鋸歯を倒してしまう。

鋸歯をカットしてしまうと、明らかに見栄えを損なうので、無理やり鋸歯を外に倒してしまうのだ。

それにより、鋸歯は割れ(折れ)、葉は少しエグれて傷むが仕方ない。

ただ、鋸歯自体は外れていないので、次の作業として、割れた鋸歯をそのままアロンアルファなどの接着剤でくっつけてしまうのだ。

どちらにせよ、見栄えは損なわれるが、切ったりして鋸歯がなくなるよりかはマシだ。

つい最近も、【アガベ レッドキャットウィーズル】がヘッドロックしてしまったため、この方法で対処した。




割れた箇所もよく見れば分かるし、傷も残るが致し方ない。

ちなみに、接着剤で葉が傷んだりした経験は今までない。




連続ヘッドロック

私の場合、確率的に良くあるのだが、一度ヘッドロックすれば、次の葉もヘッドロックすることが多い。

悲しみの連鎖だ。

上記レッドキャットも、なんとか外せたまではよかったが、またこの状況。





ヘッドロックの原因

わからないことがあれば、まずは[ChatGPT]だ。

聞いてみると、下記が要因として多いようだが、私の場合はあまり当てはまらない。


●光不足(いちばん多い)

●水を切りすぎ

●急な環境変化などの成長点へのストレス


葉が厚い品種(チタノタ系、FO-076、白鯨系)など、もともと肉厚 × コンパクトなタイプはロックしやすい性質があるそうで、これは、「異常」というよりかは「性格」らしいのだが、、、こちらの精神も削ってくるので、厄介な性格はやめてほしい。

尚、気持ち程度に、ヘッドロック箇所に霧吹きで水をかけてるが、効果があるのかないのかは不明である。


みなさまのヘッドロックが、外れますように。




植物のある暮らしをテーマにPost。







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